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2018/06/10

多次元宇宙



今の物理学や宇宙論の考え方によると、私たちの住む宇宙は、突然何もないところから生まれたといっています。
無とはまったくの空っぽなのではなく、粒子が生成消滅を繰り返し「非存在」と「存在」の間をゆらいでいる状態です。
ビックバンが始まる前は時間も空間も物質もエネルギーも何もなかったのです。

そこへ突然ゆらぎが起きてインフレーションと呼ばれる急激な膨張によって、私たちが住むことのできるような宇宙になったというのが現代科学の宇宙論です。

リサ・ランドール博士の宇宙理論によると私たちの宇宙は5次元時空に折りたたまれた膜に住んでいるといいます。3次元宇宙からは素粒子が消えたり何もないところから当然現れるように見えても5次元世界では最初から存在しているというわけです。
多次元理論はプラトンの洞窟の例えを思い起こさせます。人間は子供のときからずっと手足も首も縛られままで、頭をうしろへ向ける事もなく、たいまつの明かりで動いている人形の影が映し出されている洞窟の壁ばかりを見て暮らしています。頭が固定された囚人状態で、後ろを振り向く事が出ないので影を本物だと信じて偽りの人生を過ごします。

映画マトリックスではほとんどの人間が仮想空間で生きていることを知らないまま死んでゆくと言う世界が描かれていました。
この物質世界は神によって作り出された幻影(マーヤ)であり絶えず移ろい変化し人の心を惑わすものとインド哲学は教えます。ヨガの目的はこの仮想現実に同一化し巻き込まれている状態から本来の自己が目を覚ます事にあります。

神秘哲学の究極の目標は下降した物質界で囚人状態となっている魂を解放して、永遠の世界であるイデアという真実に目覚めることにありました。

私たちのマインドは3次元に投影された5次元の影を現実だと錯覚をして苦しみ異なる次元の間を輪廻しています。
仏教では輪廻転生から解脱することを悟りといっています。

それは永遠の命と一つになっている事です。自己の本質は永遠なので輪廻しないのです。映し出された実体のない影を真実の世界と思い込んでいるのが私たちのマインドです。

英語で宇宙のことを、万物、全体を意味するユニヴァース、あるいは秩序や調和を意味するコスモスと言います。
人間の本質は物質と心を超えているので、5次元を含めた多次元宇宙全体が自己なのです。

「人が無知に陥っているとき、
彼は現象を見て、神を見ない。
彼が神を見る時、
この宇宙は彼にとって完全に消え去る。」ヴィヴェーカナンダ
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