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2019/02/17

みにくいアヒルの子



アンデルセンの童話に出てくる「みにくいアヒルの子」はアヒルから美しい白鳥になった訳ではありません。みにくいアヒルの子は最初から白鳥でした。

アヒルの群の中で、他のアヒルと異なった姿のひながいました。「みにくいアヒルの子」は周りのアヒルから、あまりに辛くいじめられるので耐えられなくなって逃げ出しましたが他の群れでもやはりひどいいじめにあいました。生きることにすっかり疲れ切った「みにくいアヒルの子」は死のうと白鳥の住む池に行きました。そこで初めて自分はアヒルではなく美しい白鳥だったことに気づくのです。

みにくいアヒルの子はアヒル社会の中で育つうちに自分はアヒルだとプログラミングされました。思考が作り出すアヒルという偽りの自己を自分と思い込んだのです。

自分がアヒルだと思っている考えが外からプログラミングされたとは全く疑いもしません。アヒルの家族やアヒルの仲間がその考えを補強したからです。

しかし、「みにくいアヒルの子」に何かおかしい変だという感覚は常に付きまといます。周りのアヒルとは声も姿も違うからです。

でも、頭にはすっかりアヒル社会の信念体系が刷り込まれてアヒルの自我が形成されています。外からの教育や経験による条件付けによるプログラミングが脳を支配してしまっているのです。

そうして、アヒルと思い込んでいる白鳥は困惑しながらも努力してアヒルを演じ続けるのです。

これが私たちのマインドに起きている事です。頭の中の思考を自分と思い込んでいるのが自我です。

自分は哀れで惨めな無力な人間だという考えが外から植えつけられた強力な信念だとは疑いもしません。

自分がアヒルだと完全に信じ込んでいる「みにくいアヒルの子」を白鳥にさせる手段はありません。

最初から白鳥のままだからです。白鳥が白鳥になる為に努力する必要はありません。

自分が白鳥と気がついていないだけです。 最初から白鳥ですから白鳥だという本性に目覚めるだけでいいのです。

自分の真の姿に気がついて、アヒルと思いこんでいる夢から眼をさませばいいのです。

探し続け、疲れ果てて、もう何処にも行けなくなってマインドが降参したとき初めて気がつきます。
白鳥と気づく前から「みにくいアヒルの子」はすでに白鳥だったことを。

心理的な苦しみを一瞬にして取り去る方法とは、思考と一体化している偽りの自己から離れて、今ここに在る純粋な意識と繋がることです。

今この瞬間に意識を向けると思考や感情に覆われない本当の自分に気がつくことが出来ます。

不安な時、憂鬱な時、退屈している時は思考に同化しています。人生の質を高める最も簡単な方法は身体感覚に意識を向けて、思考からの脱同一化の仕方を学ぶことです。

思考を超えた本当の自分に気づくだけでいいのです。

感情や思い込みの葛藤の中で全体を俯瞰する本当の自分が目覚めると、心の表層を流れる波に呑み込まれていたことに気がつきます。あれ狂う嵐の日でも深い海の底はいつも静かに沈黙しています。

空が雲で覆われて雨が降り、風が吹き、嵐がこようと、その背後には常に青空があります。視野をこころ全体に拡げると、苦悩も喜びも、雲のように過ぎ去る心の大空の一部だということがわかります。

雲(思考・感情)があってもなくても、常に青空(本当の幸せ・気づき)がなくなることはありません。つらい時やもがき苦しんでいるときは、思考や感情を自分と思い込み、心が狭い範囲に限定されています。

視野をこころ全体に拡げると苦しみが心の一部だということが分かります。

人生の中で起きる喜怒哀楽の感情を自分と思って苦しみますが、その物語が展開している何もない空っぽの舞台空間、風が吹き雪や雨が降る青空という広大な空間、その虚空というスペースが本当の自分だということに気づくとあらゆる偽りが落ちて真実が輝きだします。

本当の幸せがいまここにあることに気がつかないと、探して探すほど「いまここ」から遠く離れてしまいます。遠くに求めてしまうと、見つからずに苦しんでしまいます。本当の幸せはいつも今ここにあります。

それが腑に落ちない人のためにワークショップがあります。

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