2016/07/29

探求の途中で起こる困難



探求がある程度進むとそれ以上先に進むのが困難になることがあります。このまま何も変わらないように思えて、不安になったり、イライラしたり探求自体に意味がないように思えたりします。

私も自分が価値のない人間に思えたり、虚無と暗黒に包まれているような感じがしたり、果てしなく落下していく感覚や、重苦しく落ち込んだ状態が何ヶ月も続いたことがあります。そのときはわかりませんでしたがそれは「ゆらぎ」が起きて古い自我の壁が崩壊しようとしていたのです。

自我は認めて貰えなかった自分を切り離して影に追いやります。居心地の悪い感覚が心に浮かんできたということは、その感覚を認めてもらいたくて出てきたのです。否定的な感覚は心の奥に閉じ込めてしまった大切な自分の側面なのです。古い自分を超えて本当の自分を知るには思考を自分と思い込むことをやめなければ気づけません。

感情を抑圧している人は情動が湧き上がると思考で覆い尽くして、感じないようにしてしまいます。それがいつも行われているので思考から離れて見ることが難しいのです。子供の時は思考が鎧となって身を守る手段でした。が、大人になったいまでは逆に進化・成長の足かせになっています。子供の頃に身につけた鎧は大人の自分には小さすぎるのです。

情動が浮かび上がってきた時に、それを言語化せずに、それを認めて、あるがままに受けいれることが必要です。情動の感覚を分析や判断することなく感じるようにします。いままでの習慣で自動的に思考が湧いてきますが、いま自分に必要なことが起きていると思い直して、情動を感じるようにします。いまこの瞬間に起きていることを思考で判断することなく感じ取ることができれば本当の自分に気がつくことが起きます。

感情をしっかり感じてしまえば思考で覆う必要がなくなります。思考は自然に鎮まってきて思考が自分ではないことがわかってきます。思考の制限から解き放たれた感情のエネルギーは自由な生命エネルギーへと昇華します。

どんな感情も必要があって起きています。あなたが間違っている訳ではないので、深刻になったり罪悪感をもたないようにします。

思考に気づき、本来の自分につながるためにはある程度の時間とエネルギーが必要なこともあります。真実はいつも今ここにあるので、結果を焦らないようにします。

すべては縁にしたがって物事が起きているのです。
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