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2016/10/12

麻のドリームキャッチャー

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辰巳さんからご縁をいただいた神戸の佐々木真紀さんから麻糸でつくった麻の葉柄のドリームキャッチャーを送っていただきました。

アメリカインディアンのオジブワ族に伝わるお守りですがそれが麻でできているのです。

日本の神道は大麻と切り離すことができません。神道儀式は、大麻がないと成り立たちませんでした。昔から麻は穢れを祓う力があると信じられていたので伊勢神宮の御祓大麻( おはらいたいま )は何百万枚も配布されています。

神社でお祓いをする祓串(はらえぐし)に使われているのも大麻です。神社で鈴を鳴らしますがその「鈴緒(すずのお)」の縄も大麻です。社殿のない場所で祭儀を行うときの神籬(ひもろぎ)は榊(さかき)に折った紙を垂らす紙垂(かみしで)に麻をつけたものでした。

島根県松江市の八重垣神社は観光客で賑わっていますが昔の名前はアオハタサクサヒコ(青幡佐久佐彦命)を祀る佐久佐神社といっていました。アオハタサクサヒコ(青幡佐久佐彦命)は出雲風土記に麻を蒔いた神として出てきます。八重垣神社の場所は昔、大草の郷と呼ばれて麻が沢山茂っていたのです。麻は大切な植物でした。

日本全国いたるところで麻が植えられていました。大麻はあらゆるところで使われていたので日本人の生活の中に溶け込んでいました。

ところが戦後、突然GHQの指導で大麻取締法という法律が出来てから大麻は麻薬として取り締まりの対象になってしまいました。麻糸の技術をもっていたお年寄りも次々と他界して麻の伝統技術は壊滅状態になってしまいました。麻が手に入りにくくなったのでかわりにビニールが使われている神社も多いのです。

風前の灯火のような日本の麻文化の状況ですがバランスを取り戻すかのように麻に関心を持つ人々が増えてきています。私もカミさんが縫ってくれた手作りの麻のふんどしを締めています。麻のふんどしを締めるとパンツは気持ち悪くてはけなくなりました。
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